システムエンジニアはメンタルがぶっ壊れる|デメリットと対処法は?

システムエンジニアにとって、メンタルへの負担は「よくある悩み」です。

僕自身もストレスを溜めこんで、メンタルがぶっ壊れた経験があります。

また、入社して数年でギブアップ(退職)する社員を何人も見てきました。

「メンタルがしんどいとき、どうすればいい?」

今回は「システムエンジニアのメンタル」をテーマに、僕自身の経験談と対処法などを紹介します。

この記事でわかること

  • メンタルがぶっ壊れた理由
  • ストレスを溜めることのデメリット
  • メンタルがやられたときの対処法
目次

システムエンジニア時代はメンタルがぶっ壊れた

システムエンジニア時代はメンタルがぶっ壊れた

システムエンジニア時代にメンタルがぶっ壊れました。

以下は、おもな原因です。

  • 納期に追われる日々
  • 頭を悩ますバグやトラブル
  • 常にイライラしている上司

ひとつの悩みが、新たな悩みを生み「負のサイクル」を引き起こす。

システムエンジニアって「最近ツイてないな~」が年中続く職業でした。

納期に追われる日々

納期が迫るプレッシャーは、人生でも群を抜いてツラさを感じました。

システムエンジニアとしてのスキルが不足していたこともあり、
どうしても「残業や休日出勤」で解決するしかありませんでした。

納期は簡単に変更できない。でも、仕様や要求は簡単に変更される。

僕は下請け企業のシステムエンジニアでした。

クライアントの理不尽な仕様変更や要求を必死に応えました。

でも、途中で気づきました。

takuya

外的要因のストレスは自己解決できない。
かかわる限り悩まされ続けることになる。

頭を悩ますバグやトラブル

バクやトラブルなんて、基本的には想定していないことばかりです。

  • 何が原因?
  • どう直せばいい?
  • 影響範囲は?

そんなことを考えている内に、ジリジリと納期が迫ってきます。

システム開発にバグやトラブルはつきもの。

それなのに、バグが発生しないと「どこか見落としていないか?」と不安になってしまうのが不思議です。

takuya

発生すれば対応に頭を抱え、発生しなければ不安に襲われる。

常にイライラしている上司

システムエンジニアの業務は、ストレスとの闘いの日々でした。

それは、同じ職場で働く上司も同様です。

そして、残念ながらストレスの矛先を間違える上司もいます。

上司の態度に悩まされた
  • 話しかけるなオーラを出す
  • 不機嫌な態度で対応する
  • やたらと音を立てる
    (貧乏ゆすり、キーボードを強くたたく…etc)

自分自身に非があれば「すみませんでした」と反省できます。

しかし、何にイライラしているのかもわからない状況で不機嫌な態度をされては、たまったもんじゃありません。

takuya

どうすりゃいいの?って感じ。

ストレスを溜めることのデメリット

ストレスを溜めることのデメリット

ストレスを溜めこむことには、さまざまなデメリットがあります。

僕自身もシステムエンジニア時代は、ストレスによる悪影響を体感しました。

  • めっちゃ太った
  • めっちゃ無駄遣いした(散財した)
  • よからぬことを考えた

めっちゃ太った

システムエンジニアになってから、体重が15kg以上も増えました。

ストレスを紛らわすために暴飲暴食したからです。しかも、夜中だけ。

takuya

日中は神経質になってしまうのか、食事する気分になりませんでした。

どれだけ帰りが遅くなろうとも、イライラを忘れるために食べざるを得ない。

結果的に体重は「85kg→102kg」に。

takuya

100kgを超えたときは、さすがに反省しました(笑)

めっちゃ無駄遣いした

ストレスが溜まっていた時期は、必要以上に買い物してしまいました。

給料の7割が家賃や生活費に消え、残りの3割で散在していたので貯金は増えません。

数万円の時計やカバンなど高価なものを買うこともあれば、
メモ帳や衣類を「何個も買ってどうするん?」ってくらい無計画に購入することも。

takuya

買うときは「必要だから」と思っても、
意外に使わない(使う暇がない)ことも多々ありました。

よからぬことを考えた

取引先の担当者から無茶な要求が続いて、ストレスが爆発寸前まで溜まっていた時期もあります。

あまりにもイライラしすぎて、正常な判断ができなくなりかけました。

takuya

こいつぶん殴って不祥事を起こせばプロジェクトから抜けられるかな?

takuya

もうめんどくさいから
「すみません。ギブアップです。」って逃げちゃおうかな?

そんな「よからぬこと」を毎日考えては、実行できずに我慢する日々が続いていました。

メンタルがやられたときの対処法

メンタルがやられたときの対処法

結論を伝えると、メンタルがやられてたときの解決策は「とにかく集中して完了を目指すこと」の一択でした。

もちろん、考え方を変えてみたり、思考を逸らしてみたり、あの手この手で対策したこともあります。

しかし、結局のところ根本的な問題の解決には至りませんでした。

メンタルブレイク時の3つの選択肢
  1. 問題を解決する
  2. 気を紛らわす
  3. 思考を変えてみる

とはいえ、そう簡単には解決できないから悩んでいることもあるはずです。

そんなときは「気を紛らわす」「思考を変えてみる」といった選択肢も考慮しましょう。

問題を解決するなら|とにかく集中して完了を目指す

メンタルに負担をかける問題を解決するには、とにかく集中して「仕事を完了すること」が結論でした。

問題を解決しない限り、悩みは解消できなかったからです。

正直なことを言うと「やりたくねぇな…」と思うことも多々あります。

しかし、都合よく誰かが肩代わりしてくれるわけでもなく、時間が解決してくれることもありませんでした。

takuya

どれだけ悩んでも、結局は自分で解決するしかなかった。
だから、悩む時間は「短いほうが楽」と判断しました。

気を紛らわすなら|気休めでもいいから誰かと話す

悩みによるストレスを緩和するためには、他人と会話することが大切です。

というより、一人でいると考えこんでしまうので、誰でもいいから話しかけてみてください。

僕自身はストレスが溜まると一人になりがちでした。

一人になると考えこむことしかできません。

自分なりに解決に向けて考えているつもりでも、結局は「ネガティブなことを振り返っているだけ」でした。

ストレスを溜めこむほどの悩みは、基本的には一人で解決することが困難です。

信頼できる人に相談できれば、解決に向けたフォローを得られるかもしれません。

思考を変えるなら|前向きな目標を見つける

ストレスを抱えているときは「前向きな気持ちになること」を見つけましょう。

  • 無性に唐揚げが食いたい!
  • 早く帰ってゲームしたい!
  • 今の業務が終わったら辞めてやる!

前向きな気持ちになれることなら何でもいいです。

僕自身もシステムエンジニア時代に一番しんどかったプロジェクトは「終わったら辞めてやる」の一心で乗り越えました。

takuya

その勢いで実際に辞めました。
現在はフリーランスです。

理由は何でもいいので「終わらせれば望んでいることが待ってる」と考えてみてください。

ほんの少しかもしれませんが、前に進むパワーが生まれますよ。

メンタルブレイクの解決策は1択|とにかく完了させる

今回のまとめ

SEの頃にメンタルがぶっ壊れた
  • 納期に追われる日々
  • 頭を悩ますバグやトラブル
  • 常にイライラしている上司
ストレスを溜めることのデメリット
  • めっちゃ太った
  • めっちゃ無駄遣いした
  • よからぬことを考えた
メンタルがやられたときの対処法
  • 問題を解決するなら|とにかく集中して完了を目指す
  • 気を紛らわすなら|気休めでもいいから誰かと話す
  • 思考を変えるなら|前向きな目標を見つける

メンタルブレイクの解決法は1択「とにかく完了させる」

メンタルがしんどいときの解決法は「とにかく集中して完了を目指す」の1択でした。

発散して気を紛らわしてみたり、思考を変えてみたりしたけど、解決まで遠回りしてしまうこともありました。

ストレスが身体に及ぼす影響は、想像以上に大きなものです。

そして、自分の身体なのに、不思議なほど思い通りにコントロールできません。

takuya

僕はストレスで「痛風」「結膜炎」「角膜炎」になりました。

仕事のストレスは、仕事が完了すればリセットできます。

よけいなことは考えず「ひたすら集中して完了する」ことに全力を注ぎましょう。

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