私事ですが、約8年間続けてきたシステムエンジニアの仕事を辞めました。
ちなみに円満退職です。
しっかりと退職する意思を伝えて、自己都合で退職しました。
いまでも前職の社長とは連絡をとりあう仲です。
今回の記事は、
「退職で上司とバトルした」
「会社とトラブルになった」
「退職代行を使ってみた」
といった、退職の「よくある話」ではありません。
せっかくブログを書いているので、システムエンジニアを辞めた経緯や体験談を簡単に紹介してみようと思いました。
あまり役立つ情報はないかもしれませんが、とあるエンジニアの体験談として少しでも誰か参考になれば幸いです。
退職を決心した理由
システムエンジニアを辞めた理由は、単刀直入に言うと「やる気がなくなったから」です。
やる気がなくなったのは、退職する3~4年くらい前からです。
しかし、職場での立場やプロジェクトの忙しさで辞められずにいました。
- 仕事が忙しすぎた
(デスマーチってやつ) - 人間関係が面倒くさくなった
(合わない上司、自己中な部下) - 目指す目標を見失った
(社畜としての日々) - 下請け企業だったので色々とあった
(下請けのシステムエンジニアはきつい)
勤めていた会社は、残念ながら「IT土方」って表現が当てはまってしまいます。
個人的にお世話になった会社なので、それほど悪い印象はないんです。
しかし、さまざまなことが積み重なって、退職を決心しました。
退職する意向を伝えたときのこと
退職の最大の難関は、上司に「退職の意向を伝えるとき」だと思います。
この瞬間が、とにかく緊張します。
- そもそも上司が原因で退職したいから
- お世話になった上司なので「辞めたい」と言いづらい
僕の場合は、後者の理由でした。
会社から期待されていることも知っていたので、なおさら切り出しづらかったです。
会社からは、あの手この手で引き止められました。
しかし、自分の意志が強かったので「断固たる決意」で受け流しました。
退職ではありがちな「上司とのバトル」も「嫌味を言われること」もありませんでした。
退職日は、社員全員にお菓子を配って挨拶しました(笑)
退職するまでの休暇期間(有休消化)
退職の意向を伝えてから約2週間後、有休消化の期間に入りました。
有休の残り日数は、ありがたいことに約40日(2ヶ月程度)でした。
一般的には、この期間を利用して転職活動します。
もちろん、僕もこの期間に転職活動を…しませんでした。
他企業へ転職する気がなかったからです。
フリーランスになりたかったので。
有休消化していた時期は、転職活動を一切していません。
約1ヶ月間ほど遊んで、残りの1ヶ月はフリーランスとなる準備をしていました。
なぜ、フリーランスになろうと思ったのか。
紹介するほどでもないくらい、しょうもない理由です。
- ノマドワーカーに憧れがあったから
- 上司部下のめんどう事が少なそうだから
- 自分の力でどこまで稼げるのか試してみたかったから
これだけ見ると「こんな理由で仕事を辞めて、フリーランスになるってヤバくない?」って思いますよね。
その通りです。けっこうヤバいです。
ですが、こんなヤツもいるので「あまり不安を感じすぎなくても大丈夫」です。
とはいえ、辞めた直後は、収入が激減するので焦ります。
それでも自分で決めたことなので、上手くいくように頑張るしかありません。
退職してからのこと
現在は、フリーランスとして活動しています。
ブログの文章力を身につけたくて、ライターの仕事にチャレンジしてみたり。
SEOに詳しくなりたくて、SEOコンサルのライティング案件を受けてみたり。
気がつけば、編集者を経て、ディレクターとしてクライアントに協力させてもらっています。
フリーランスの仕事を受注するときは、クラウドソーシングサイトを利用していました。
クラウドソーシングサイトは、良質な案件と悪質な案件が半々くらいといった印象です。
個人的には、副業で利用するのがおすすめだと思います。
最後に|勢いで辞めてもなんとかなる
今回は「システムエンジニアを辞めました」という日記のような記事でした。
最近は働き方改革なんて言葉も生まれて、エンジニアの業務環境も少しずつ変化しています。
しかし、いまでも業務過多や人間関係で「辞めたい」と悩んでいる人も少なくありません。
退職してからも、前職の後輩から相談を受けています。
僕は「あかん!無理!」って、無計画にシステムエンジニアを辞めました。
正直なことを言うと、焦りや不安はありました。
ですが、なんだかんだでフリーランスとして生活できています。
高望みしなければ、自分の気持ちに正直に行動してもなんとかなる。
最近、そう感じました。
もちろん上手くいかないこともあるし、他人と比較して落ち込むこともあります。
でも、自分で選んだ選択肢なら、何があっても納得して前に進む原動力となるはずです。
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